男の料理にあこがれてみる
バーベキューは好きだが、基本的に料理が出来ない。
火をおこしてじゅうじゅう焼くのは楽しいが
仕込みとか水加減とか手順がわからない。
とにかくめんどくさいのだ。
ごはんはなんとか炊ける。目玉焼きも焼ける。
たまご焼きとなるとちょっと自信はない。
でもカレーは作れることが最近わかった。
いわゆる男の料理と言われるものが意味するところは
「豪快」とか「大胆」だと思うが
私のいちばん得意なのはフレンチトースト。
母親がめんどくさがって作ってくれなかったので
中学生のころ必要に迫られて自分で作り出した。
ヤなガキだ。でも好きなのだ。甘くてふわふわのが。
料理が出来ないならそれはそれで男らしいカンジもする。
しかし私が自信をもって作れる料理はフレンチトースト。
豪快さも大胆さも発揮のしようがないメニュー。
こういうのは男の料理って言わないと思う。
あのころから豪快や大胆にはほど遠かったのだな、俺。