マリー
「パンが無いならケーキを食べればいいじゃない」
でおなじみのアントワネット。
貧困にあえぐ民衆の声に対して
食うに困るどころか飽食だった貴族ならではの発言である。
しかし自分の暮らしを振り返っても
「食べるものが無い」と言う意味ではなく
単純にパンが無いと言う状況はよくある。
はたして現代ならアントワネットはなんて言うか。
「あー、パンねえや」
「パンが無いなら買いに行けばいいじゃない」
「えー、出かけるのめんどくさいなぁ」
「めんどくさいなら食べなきゃいいじゃない」
「あ、いや、すいません買いに行きます」
「あれー食パン売り切れかー」
「食パンが無いならバターロールでいいじゃない、
っていうかケーキでもカレーせんでもいいじゃない」
「うーん、じゃあカレーせんにしようかなぁ」
「あら、ちょっとあんた、もうお昼じゃない」
「あ、ほんとだ」
「もう、マックで食べてっちゃえばいいじゃない」
「そーっすねー」
勢いで書いてみたが「~じゃない」っていってるだけで
ちっともマリー・アントワネットじゃない。
ただのおせっかいなおばちゃんみたいになってしまった。