ファミレスにて
いろんなところで語り尽くされていることだが
ファミリーレストランで料理が運ばれてくると
「こちらハンバーグになります」とか言うでしょう。
で「なります」って、いつ、何になるんだってハナシだ。
言われたほうは目の前での変化を期待して
何も起こらないからツッこみたくなるわけだが
あれにはもっと深い意味があるのだ。
あなたの目の前にハンバーグが運ばれてきた。
いま目の前にあるハンバーグは本物のハンバーグだ。
しかしそれは「完璧なハンバーグ」だろうか。
いや、そもそも「完璧なハンバーグ」
などというものが存在するだろうか。
答えは「否」である。
つまり
「一応こちらはハンバーグなのですがまだまだ未熟な面も多々ございましてでもいいものを持ってると思うんですこのコは伸びるコなんですこれからですきっと立派なハンバーグになります」
の「なります」なのだ。
って、そんな哲学的な意味があったのか。
「明日は成ろう」で「あすなろ」か。
自分で書いててとんでもないほうへ行ってしまい自分でも驚いた。
いや、酔ってませんよ。