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2004年 6月

キリンのいる風景

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ここは築地場外市場。
これは何かというと干物などを売る店の看板だ。
何度か通っている路地だがこの日初めて気がついた。
このときは店がもう閉まっていたのだが
前に通りかかった時の記憶ではこの店、
たくさんのワカメやスルメなどと一緒に
タヌキか何かのはく製をいっしょに並べてあった。
ほかにも何体かあった記憶がある。
売り物としてなのか、単なるディスプレイなのか
とにかく「乾きモノ」と言う点では確かにいっしょである。
しかしそんな次元ではないことは
この看板をみれば火を見るよりも明らかである。
本当はハンターになりたかった。
「海のものを干して売るなんて俺はまっぴらだ!」
そう言って家を飛びだした14の春。
「チチキトクスグカエレ」届いた電報。
母は泣きながら父の最後の言葉を告げる。
「康夫、やりたいようにすりゃあいい…」
「かあさん、俺まちがってたよ。俺、この商売を継ぐよ」
しかし大草原でキリンを追う夢だけは捨てきれなかった。
そんな秘められた辛く悲しいストーリーがここにある。
いや、ないですけど。
でもきっと魚より動物が好きなんだと思う。

朝焼けがきれいでした

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このところぼくはずっと忙しく
更新は滞っていたわけで。
今日も徹夜明けで
ふと気づくと外は明るくなっており
また一日が始まるわけで。
かあさん、朝焼けがキレイです。
あーあー、あああああーあー。
意味もなくリリカルになってみましたが
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
と言ってみたところで後が続きません。
そんな日があってもいいじゃないか。
こういうことでちょっとじーんときたり
することもある。
本日これまで。

今日はスーツでした

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スーツを着るのは嫌いではない。
毎日はイヤだが、たまに着る分にはオトナになった気分だ。
いや、もうオトナだというのはわかっている。
が、なんていうか、気持ちがちがう。
自分にハクがつくとでもいうのか、
要するにいわゆる大人の社会に混ざれる自分がいる。
つまりふだんは大人社会の一員としての自覚が無いわけだ。
いま書いてて気づいた。そうだったのか。
そりゃあ何となく似合わんわけだ。
七五三でも、卒業式でも、リクルートでもいいが
どうりでスーツに着られてる訳だ。
顔もココロもフレッシュじゃないのに
板についてないという意味ではフレッシュマン。
ダメじゃないかサカヨリ君。
しっかりしたまえ。
来月36歳になります。めんぼくない。

男が売ってもいいじゃん

今はヤクルトおばさんってゆっちゃいけないんだそうだ。
あとニッセイのおばちゃんってのもだめだ。
まあ、若い人もいるわけだからそれはそうですね。
ところでこの業種というのは男はお呼びじゃないんだろうか。
男女雇用機会均等法的にどうなんだ。
ヤクルト・ミドルやヤクルト・GUYって需要がありそうじゃないか。
ニッセイ・ジェントルメンとか。
ヤクルト・ミドル、ニッセイ・ジェントルメンなら
なんとなく田村正和とか宝田明あたりのイメージ。
ヤクルト・GUYは室伏広治とか永井大とかのマッチョ系でどうか。
でも以外と売り上げを伸ばすのは
毒蝮三太夫とかみのもんた系だったりするところが
人生一筋縄じゃあ行かないもんだね。