インスパイアとかリスペクトって言いづらいよね気持ちとして。
使ってみたい欲求はあるがそれはギャグとして。
これをサラッと言えるあなたはオシャレピーポー。
とかいって使っちゃった。
毛
図太さを表現する「心臓に毛が生えている」という言い回しがあるが
どんな毛が生えているかでだいぶイメージが違うと思う。
頭髪が黒くて直毛だからといって心臓に生えるのも同じ、とはかぎらない。
金髪のゆるいウェーブで毛量少なめなら、むしろナイーブな印象に。
真っ黒の大仏みたいなパンチパーマはクッション性も高くだいぶタフそうだ。
赤毛の癖っ毛なら図太いというよりは気性が荒いのかもしれない。
高校球児のようなみっしりした五分刈りは?
総白髪で長髪は?
これからは「ずぶといなあ」と思う人を見たら
どんな毛が生えているかを想像してみるというのはどうか。
怒りも和らぐかもしれない。
ちっとも良くない
「野」がつく単語というのはなんだか「自然で健康」な感じがして
良いイメージになることが多いように思う。
ま、あくまでもイメージの話だが。
・野草…体に良さそう。薬にもなるかもしれない。
・野菊…素朴ではかない感じに好感。
・野豚…食肉としては希少でうまいのではないか。
・野球…元気でさわやか。
ところが一文字加えてしまうと全然違って見えることを発見。
・野良草…のらくさ。絶対とげとか生えてる。毒かもしれない。
・野良菊…のらぎく。場末のスナックでいらない苦労をたくさんしてそう。
・野良豚…のらぶた。村を襲う。未知の伝染病も持ってる。
・野良球…のらだま。意思を持ってそう。もはや球技じゃない。
「のらくろ」もそう考えると「野良黒」なのか。すごく凶悪だ。
「良」って漢字が入っているのにこれはいったいなにごとだろう。
などと考えていて、唯一「野良」でもいいなと思う物件があった。
見つけたら拾って帰ってあたたかい毛布とミルクを用意してあげようと思う。