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2004年 5月

そんないいかたはないんじゃないか

世の中のことわざとか慣用句で
そんないいかたはないんじゃないかと思うものがある。
「猫の額ほどの」って狭いことのたとえで言うけど
人の身体的欠点をなにも悪いたとえでつかわなくても
これでも気にしてるんだよね、猫なりに。にゃー。
「スズメの涙」って給料のことを言ったりするけど
あんたに俺の涙の何が解るってんだ、って言いたいわけよ、
スズメもさ。ちゅん。
約束に遅れるときのいいわけに対して
「そば屋の出前」ってみんな簡単に言いますがね
あたしゃ30年店やってるけど出前に遅れたことなんざ
ただの一度だってありゃしねえってんだ。べらぼうめ。
とか。
ま、使うけどね、俺も。

ふるい話題ですが

「死ぬまでにしたい10のこと」って映画があった。
観てないのだが、やはり人それぞれしたいことがあるだろう。
たとえば結婚したいとか、有名人になりたいとか
大金持ちになりたいとか、でも、この映画のテーマは
きっとそういうことじゃないはずだ。
 1.おすし屋さんで「おまかせで」っていう
 2.ヘッドホンかたっぽだけでDJする
 3.美容院で「キムタクにしてください」っていう
 4.オープンカフェでこれ見よがしにモバイルしながら
  「よし、2億買いだ」っていう
 6.白いスーツでドライマティーニをたのむ
 5.おまけにバーテンに「あちらのお客様から」
   っていってもらう
 7.でウインクしながら「君の瞳にカンパイ」っていう
 8.カップルで波打ち際をかけっこして
  「ふふ、つかまえてごらんなさい」「まてー」って
 9.ヨットに乗って「君といつまでも」をギターで弾きがたり
10.世界の中心で、愛をさけぶ
どうです、やってみたいでしょう。
ほんとは1、2以外はどうでもいいです。

死語と新語

自分は今35歳だがこの年代って
昔はこう言ってたという言葉がいっぱいあるはずだ。
「タートルネック」は「とっくり」って言ってただろ。
「ナイロンパーカー」は「ヤッケ」って言ってただろ。
「パスタ」は「スパゲッティー」って言ってただろ。
もっとあるが、良いとか悪いではなく単純に面白いと思う。
妄想コーナーがちっとも盛り上がらないので
かわりにこんなコーナーにしようかと思ったが
ネタの内容としては長井秀和の「まちがいない」
みたいなことなのでやっぱりやめる。

モーレツ社員 in 仙台

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燃える営業専用ゴミ袋。
ゴミ捨て場に山と積まれていた。
さすがである。
なんたって燃える営業だから企画書だってばんばん作る。
見積りや請求書もいきおいあまって暴走することもあるから
始末書だってばんばん書く。
だって燃える営業だもん。
ゴミ袋に印刷された文字も当然のように赤。
「○○専用」といえば赤。男のロマンだ。
今日もこの仙台の同じ空の下どこかで営業さんが燃えている。
俺もがんばるよ。勇気をありがとう。
本当は「燃える物/営業ごみ」って書いてあります。

仙台リポート・その1

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ロケ場所のそばにあった
お茶屋さんのような定食屋さんのようなところにて。
ローカルだから物価が安いのはまあわかる。
でもこの安さは尋常ではないかもしれない。
とくにカツの安さはすごい。
カツの厚さは5mmがいちばんバランスがいいって
美味しんぼで読んだような気がするが
このカツはたぶんそんな次元では無いように思う。
・じつは駄菓子屋で売ってるアレ
・じつは豚肉じゃなくて口には出せないものの肉
・ポケットをたたくととんかつが増える
俺ともう一人はすごく食べてみたかったが
同行者の一人が引いてたので確認できず。

ロード・オブ・ザ・ロン毛

だいぶ髪が伸びてきた。
ここまで長くなったのは高校生の時以来だ。
しかし当時のそれは、もうなんというか、
「ごわごわでもさもさでぼーん」という感じだ。
私の髪はそもそもロン毛向きではない。
「太い・堅い・黒い・立ってる・多い・直毛」で
って文字にするといくぶんエロい気がしなくもないが
そういうことではない。
それとこれとは残念ながら別なようである。
えーと、話がそれましたが、そんな我が髪であるが
近年のカラーリング攻勢のせいか、年のせいか
すこしずつ「細く・柔らかく・少なく」なってきたようで
文字にするとこれまたエロい(略
そこで、あこがれのロン毛への道を歩み始めたわけだ。
で、感想。 ラクだなこれ。
立っちゃう髪の毛をムリに押さえなくて良いのだ。
いままで中途半端に伸びた髪と格闘してきた
あの時間はなんだったのか。
そんなコンプレックスとの戦いの歴史が
今閉じられようとしている。
ような気がしないでもない。
次回作、ロード・オブ・ザ・ロン毛「二つの塔」お楽しみに。(うそ)

家をみせびらかす

テレビ朝日 土曜午前9:30から
「渡辺篤史の建もの探訪」という番組がやっている。
好きでよく見るのだが
家のデザインや間取りや建築家がどうとかよりも
渡辺篤史のこどもと犬に対する態度が見どころである。
まず彼は当然のことながら家に入り
その家の住人に案内されつつ話を聞く。
「あーここにも収納ですか」とか「こちらは中庭ですね」などと
すてきな家の中をくまなく廻りコメントをする。
収納や柱の太さには興味津々な渡辺だが
基本的に彼はこどもには感心を示さない。
おざなりに年や名前を聞くだけだ。
ここまではまあいい。番組のテーマは建ものだ。
しかし一軒家ということで多くの家に犬がいる。
犬を発見した途端、相好を崩す渡辺。
それまでのゆったりと落ち着いた態度から一変し
「うりゅー、よちよちかわいいでちゅねー」となるのだ。
これがこの番組の醍醐味だ。
さらにこどもも犬もいる場合は
そのギャップがすごい。最大の見どころはここだ。
チェケラー!
たぶん、こども<家<猫<犬という優先順位だと思う。

バイオレンスの予感

サイボウズというネットワークソフトがある。
簡単に言うと、たとえば会社の中で
全員のスケジュールが一目でわかったり、
会議室を予約したり、いつ誰が押さえているか
確認が出来るようなものだ。
よくわからなくて根気のある方はこちらへ。
ウチの会社でも使っているのだが
今日会議室を押さえるために施設予約のページへ行くと
Aさんがこんな予約をしていた。
いまそこにある「暴力」。
会議室使用の目的は1時間半ものあいだにわたる「暴力」。
いったい会社で何が起きているのか。
Aさんはひょうひょうとした感じのひとで
とてもそんなことをする人ではない。
それとも暴力を受ける側だろうか。謎は深まるばかり。
と、意図的に曲がった受け取り方をしてみたが
実際は「暴力はいけないよ」という広告の打ち合わせ。
ほんとはとっくに気づいているのだが
すごくおもしろかったので。

仙台に行ってきます

来週月・火と仙台にロケに行きます。
モバイル環境が無いので更新滞りますが
けっして飽きたとか投げ出したわけではないので
読んでくださってる方々は水曜日までお待ちください。
帰ってくるまでに5本分のネタができているでしょうか。
(ゆるーいカンジで)お楽しみに。

マクドナルドちょっといいはなし

世の中知らないことがびっくりするほどたくさんある。
たとえばマクドナルドの接客なんかも未知の世界だ。
今となってはいろんな意味で不可能だが
ぜひカウンターで注文を承りたい。
スマイル0円なんて仕事と言うより修行っぽい。
半日でイヤになる自信がある。きっとムリ。
でもやってみたいなぁ。
そういえばマクドナルドにはハンバーガー大学というのがある。
入社すると社員は必ずここへ入るらしい。
つまりマクドナルド全社員の最終学歴はハンバーガー大学卒なのだ。
マクドナルドという社会の中では
たとえ東大卒のアルバイトさんがいたとしても
バーガー大卒が上なはず。
そして、マクドナルドを退社して
次の会社に出す履歴書の学歴欄にも
ハンバーガー大学 卒業と書いてあるはずだ。
そうであって欲しい。あるべき。 �