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2004年 6月

すごい引っ越し屋さん

040630.jpg
タクシーに乗っていてとなりを走ってたトラック。
どう解釈すべきなのか。
プロレスラーが引っ越しの手伝いに来てくれるのだろうか。
それとも「引っ越しは格闘技だ!四角い部屋での真剣勝負だ!」
というコンセプチュアルなパフォーマンスか。
タンスを軽々と持ち上げるところまではいいが
そのままバックドロップとかされたら困る。
階段の上からのひねりを加えた空中殺法も勘弁して欲しい。
マイクパフォーマンスも凶器攻撃もやめろ。
なによりあのブリーフみたいな
パンツ&シューズスタイルだったらお引き取り願いたい。
でもちょっとわくわく。
と思って調べてみたらふつうの引っ越し屋さんでした。
なんだ、つまんねぇの。

また「たくはつ」について

だいぶ前にも書いたが托鉢僧である。
たまに朝遅めに出勤するときに横浜駅で見るのだが
なんで太ってんのあの人は。
写真が無いのがくやしいのだが
40代ではないかと思われるなかなか眼光の鋭い坊さん。
暑くても寒くてもきちんとした身なりである。
で、コンコースの柱の所に立ってぶつぶつ言っている。
托鉢というのはれっきとした修行だそうだが
お釈迦様がやっていた行いの意味としては
「恵むという行為を人々にさせてあげるために、
 自ら貶めて乞食のような行為をしてあげている」
なんて解釈もあるらしい。
何様だおい。なめてんのか。
あの太った坊さんに関して言えば後者ではないのか
という考えもよぎる。
托鉢というのは午前中しかやってはいけないそうだが
午前中いっぱい立ちっぱなしで
そのあと昼飯はどうしてるんだろう。
いろいろといぶかしいわけだが
最大の疑問は「なんで太ってんのよ」。
今どきの坊さんは結婚もOK、肉もOK、酒もOK
という話も聞いたことがある。
でもOKったって節度は必要だろう。
午前中の稼ぎで肉なんか食ってた日にゃあ。
どうしますか。どうなんですか。いいワケ?あれ。

ちあきなおみってコンビ名みたい

どーもーちあき★でーす。なおみ△でーす。
★いやーまーしかしねー
 いつものように幕が開いたわけなんですけどもー
 わたくしねー、恋の歌をですねーうたっておりましたらー。
△はぁはぁ、歌っとったんかいなー。
★そしたらなんや知らせが届きよんねんな。
△なんの知らせやねんな。
★いやそれがやねキミ、訃報やねん、これが。
△あらーそれはまたこの度はほんまになんちゅうか。
 で、誰が亡くなりはったん。
★それがあんた、3年前に私が上京しよう言うときに
 引き止めた人やねん。
△あーちょっとイヤやなーそれは。
★しかもワシな、その人駅に残して電車乗ってん。
△うぅわ、最悪やな自分。
★せやろ。そら田舎町の昼下がりに
 教会の前にたたずむっちゅうねん。
△しかも喪服や。辛気くさー。
★祈る言葉も無くしまんがな。
△いやいやちゃんと祈ったれよ。
★せやけどこれから私またステージあんねんもん。
△キミとはやっとれんわ。
★△どーもしつれいしましたー。
※関西弁はテキトーです。

給料日

一応会社員の身としては給料日はやっぱりうれしい。
でもせっかくの給料日なのに残業していたりする。
冷静に考えてしまうとけっこう悲しいかもしれない。
それはさておき給料日の会話といえば飲みのお誘い。
「どうだい今晩ひとつ」とか「ちょっとコレでもどう?」とか
部長クラスに言われてみたいものだ。
いっぱしのオトナとしては「ソレ」が「ナニ」を指すのか
ジェスチャーだけで理解しなければならない。聞き返すのは野暮というものだ。
その結果とんでもないところへ行ってしまったとしても、だ。
・コップを傾けるしぐさで飲みに行くのかと思ったら糸電話
・マージャンパイを起こすしぐさかと思ったらあやとり
・小指を立てるので鼻の下を伸ばしてたらゆびきりげんまん
いずれも誘ってくれる部長さんのビジュアルはこんなだ。
オトナのつきあいって大変。

雨の日のおもいで-その4

(つづき)
とにかく車は動かなくなってしまった。
妻の弟に連絡をしたら助っ人を連れて車で向かえに来てくれた。
このころにはもう雨は上がっており、道路には消防車が来て水を川へ吐き出していた。
道路の真ん中に自分の車があった。
電気系統がやられているようで、ハザードがつきっぱなしになっている。
義弟の車で牽引してもらい、道の脇へ車を移動する。
ひどいにおいのするずぶぬれの状態で車に乗せてもらい自宅へと帰り着いたのは深夜だった。
翌日会社へ行き車を開けてみると、車内はひどい湿度とにおいで絶望を感じる。
都内のディーラーへ電話をしてレッカーで持っていってもらった。
「直りますか」
「エンジンが水や泥を吸い込んでるのでまずムリでしょう」
「おまけにこのにおいもとれませんよ」
「被害前に戻そうとしたら最低でも6,70万ですね」
翌月にはローンが終わるところだった。先月タイヤを換えたばかりだった。
結局ホイールとタイヤだけは中古として値段がついた。
そこから廃車費用などを差し引いた1万円と一ヶ月分のローンが残った。
翌週には頭金も下取りもなしで格安中古車を買った。
とまあ、当時はそりゃあショックだったが、そうそうできない体験なので
よく笑いのネタにしていたわけですが、なんか文章で書きだしたら
すごくシリアスな話になってしまった。
こんなはずでは。
って4回もひっぱっといてこの終わりかい。

雨の日のおもいで-その3

(つづき)
とりあえず非常階段を上って部屋で待っていた妻に一部始終を説明。
信じられない様子だ。そりゃあそうだ。
とにかく移動しないと流されるからと、また下へ。
何も考えずにキーをさしてひねってみる。
たとえば倒れている人がいたらついゆすってしまうような感覚。
何回か回したところでエンジンがかかった。
アクセルを踏むとじわりじわりと前に進んだ。
ざぶざぶと水の中をかき分けながら進んだ。
一安心したのも束の間、不規則になるエンジン音に焦っていた。
あまり水の溜まってない道路の出口まで
あと十数メートルというところで息絶えるように止まった。
ひざまで水に浸かりながら車のシートに座って放心した。
キーを回してもセルモーターが重たそうに回るだけ。
がっくりしながらマンションへと川を上る。
ざぶざぶざぶ。雨は小降りになっていた。
(またまたつづく)

雨の日のおもいで-その2

(つづき)
エレベーターはどうも水にやられたようで動かない。
非常階段を駆け降りる。
2階から1階へと降りる途中、すでに水が溜まっている。
非常階段の扉を開けると目の前の道路は本当に川だった。
しかも濁流。
私の車は 割と背の高いRV車にもかかわらず
ボンネットが見えなくなるまで水に浸かっていた。
さっきまで自分の乗っていた車が川の中にある。
腰まで水に浸かりながら一瞬アタマ真っ白になる。
あわててざぶざぶと水の中を進む。
中を見るとシートの座面が水の中でゆらゆらと見える。
周りを見ると他の路上駐車していた車が浮上がって流されている。
このままでは俺の車も流されると思い、カギを開け中に乗り込む。
道路の先の方を見ると少し高くなっているらしく
タイヤが見える車が走っている。
あそこまで行けば。
後から考えればこれがトドメだった。
(まだつづく)

雨の日のおもいで-その1

台風の影響であろう、すごい雨である。
大雨といえば苦い思い出がある。
4年ぐらい前の夏だろうか、都内で集中豪雨があった。
休みの日だったのだが用事があって、
夕方ちょこっと車で、当時事務所のあった白金へ行った。
ちょっと寄ってすぐ帰るつもりだったので、車は路上に止めた。
ついた途端に夕立になり、カミナリが鳴り、どしゃ降りに。
部屋の窓から「すげーすげー」とかのぞいて喜んでいると
事務所のあったマンションの非常ベルが鳴り響いた。
カミナリでも落ちたのかと思い廊下に出てみると
向かいの部屋の人が腰まで水に浸かったように
ずぶぬれになって帰ってきたところだった。
彼は言った。
「下の道路、川になってますよ!」
あわてて下へ降りようとするとエレベーターは止まっていた。
(長いのでつづく)

パトラッシュ大量更新キャンペーン

徹夜仕事の合間の息抜きに!
打ち合わせでたまったストレスに!
ご近所のうっとおしい人間関係に!
一ヶ月近くも更新が滞っていた
あの「もうつかれたよパトラッシュ」が帰ってきた!
過去分も含めて、いつ何本更新されるかわからないスリル!
毎日ほとんど机の前にいるだけの
インプットの少ない生活から生まれる
苦し紛れな文章が見どころだよ!
無理やりテンションを上げようとしてるみたいだが
だいじょうぶか俺!だいじょうぶだ!おとなだからな!
ということでみなさんよろしくおねがいします。
なんだそれ。

わー、いっぱいだー

このページの右上にもついているが
アクセスカウンターというものがあって、
要はこのページが何回アクセスされたか、が解るわけだ。
いつの間にか1000越えているではないですか。
いつもご覧のみなさま、まことにありがとうございます。
とは言うものの、コレって実は
おなじ人が何度かアクセスしてもカウントされる仕組みだ。
つまり1000人以上が見ているわけではない。
どちらかというとすごくコアな一部の人間が
カウンターを上げている可能性の方が高い。
というか、ここのページの場合それで間違いない。
メンボク無い。
ふつう「キリ番」とかいって
カウンタの1000を読み込んだ人になんかあげたりするが
ウチの場合はむしろ「リロード大将」がきっとどっかにいる。
調べたらわかるのかもしれないけど、めんどくさいのでやらない。
これからもたくさんリロードしてください。
よろしくおねがいします。(オチはありません) �